2009年12月12日
沖縄かりゆしFCと沖縄サッカー界の未来は…
“沖縄かりゆしFC”が
来年2010年1月を以て
解散することが発表された。
1999年に創部して
11年。
「沖縄からJリーグへ」
を目標に
“プロ”を意識した
チーム作り、
スタッフ編成、
選手獲得など
沖縄に“夢”を与える
スポーツクラブの登場であった。
幾度かの解散の危機を乗り越え、
分裂もありながらも
ここ数年は
2度目となる
Kyuリーグ連覇を果たし、
3年連続で
県代表として
天皇杯本戦にも進出していた。
FC琉球や、
海邦銀行SCと共に
これからも
沖縄のサッカー界、
スポーツ界を盛り上げていくべき
チームであった。
FC琉球が今あるのも、
ラモス瑠偉が
沖縄に来たのも
やはり“かりゆしFC”あってこそである。
解散の理由は
やはり不況による資金繰りの悪化。
沖縄の抱える
大きな問題の一つとして
隣接県と陸続きで移動できず、
遠征費、移動費に
多大な出費が必要となることや、
同じ理由で
他府県のクラブチームと
なかなか練習試合を組めないことがある。
当然、
応援するサポーターにも言えることで
応援したくても
内地での試合にはなかなか行けないのが実情。
今回の
“沖縄かりゆしFC”の解散により
改めて露呈された
この沖縄の抱える“問題”の根は
まだまだ深そうである。
たとえ
親会社が変わっても
また
このオレンジのユニフォームをまとう
“かりゆし”の想いを引き継ぐチームが
再び県民の前に現れてくれることを
沖縄の一人のサッカーファンとして
願って止まない。
Posted by ☆いけっち☆ at 04:57│Comments(0)
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